約 4,254,266 件
https://w.atwiki.jp/zairin/pages/299.html
6スレ目にて追加希望のあったニコルとフレイ(12/5締切・終了) ネタ議論ログ コメント頂いた方ありがとうございました、コメント及び結論は上記ネタ議論ログへ移動させてます。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/idress/pages/332.html
00有翼茉莉花騎士団 2008/12/30の時点のバックアップ 編成ページURL http //www9.atwiki.jp/wochi-data/pages/36.html ++T13編成書式++ 00:有翼茉莉花騎士団 #宰相府藩国を母体とします ■共通根拠URL 着用アイドレス表URL:PLACE個人騎士団につき省略 文殊個人修正一覧URL:PLACE個人騎士団につき省略 藩国イグドラシルURL:http //www.usamimi.info/~idress/pukiwiki/index.php?%BA%CB%C1%EA%C9%DC%C8%CD%B9%F1%A5%A4%A5%B0%A5%C9%A5%E9%A5%B7%A5%EB 文殊藩国保有兵器URL:使用なし 藩国保有アイテムURL:使用なし ■部隊書式 <有翼茉莉花騎士団> ○初期AR:10 ○歩兵 44-00526-01:(瀬戸口まつり保有):瀬戸口まつり2+SHQ+SHQ:外見+3 -秘書官正装:個人所有:外見+3(着用型/胴体) -家族の指輪:個人所有:(家内安全のために行動する場合)全判定、評価+2(着用型/手先) -個人取得HQ根拠URL:http //farem.s101.xrea.com/idresswiki/index.php?00526-01%A1%A7%C0%A5%B8%CD%B8%FD%A4%DE%A4%C4%A4%EA ○人数制限特殊 なし ■部隊評価 ○部隊評価値 体格:筋力:耐久力:外見:敏捷:器用:感覚:知識:幸運 25:25:25:28:25:25:25:25:25 ○部隊可能行為評価値 装甲:治療:整備 25:31:28 ○評価値に反映されるアイテム -家族の指輪/(家内安全のために行動する場合)全判定、評価+2 ○評価値に反映される特殊 -医師/治療+3 -名医/治療+3 -チューニングマスター/整備+3 ■消費資産 □出撃費用 資源:0万t 食料:0万t 燃料:0万t □編成種別 軽編成 □特殊消費 資源:0万t 食料:0万t 燃料:0万t □消費軽減 使用せず □合計消費 資源:0万t 食料:0万t 燃料:0万t
https://w.atwiki.jp/yaruyaruyaruyaruo/pages/42.html
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃ __┃ .ィ _ _ ̄≧、┃ _.. ---- 、__\{__ ` _____┃ ,. ' ./ `丶、-rミ///////〉┃ / / / ' 、 \\ム ∨イ┃ / イ / / ., ./ .i | . l . ヽハ/{ . .|/{__┃ / / イ ./ ./ / / / .|、 | .| . | .∨{ム .|/|///〉┃ / ,Ⅳ , / ./-/-/-、 /| |_|_ _| _ . | | .∨ノ .|/|///┃ {/ | .| | // ,.trュォ、 / } ___} . .| | | | iイ //┃ | .| | /∧{{ ら / / / ´i;;;;;らヽ} | | | ;///|┃ | .| |从 {弋こソ' /イ ト、_/リ//| | / |///┃ | 从 ` | / / ' `¨ ´ / | /'| 7´┃ | . 八´ ̄´ r , / / |' | }┃ | リ| | ィ / | .|┃ | i | | i>- <i /,. -‐- 、 .|┃ | | ! !―/}Y{ rィヽ/ { ヽ! .┃ ; ,ィ | |- /// ´`}/ |', i┃ / / / / /, ' } .} {┃ , ' / / イ/// _ノ 〉 .┃ / イ // / ,ィ7´ \____ / | .┃┃名前 :アインハルト・ストラトス ♀┃性向値 :中立/善┃種族 :人間 霊格第8位階┃属性 :創造者 空┃信仰 :エヘカトル(8)┃称号 :覇王(ステータス補正)┣【ステータス】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┃LV:12 HP:166(151) MP:150(115) SP:4 (ボーナスポイント:1)┃ATK:73 DEF:37 MATK:41 MDEF:30┃HIT..:133 FREE:77 CRI:31┃STR :27┃DEX . . :17 (x1.1)┃INT.. :17 (x1.1)┃AGI. :20 (x1.1)┃LUK :8┃CHR. :12┣【装備 .】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┃武器 :古びた小手+2 (ATK+3 HIT+54)┃装備1. :魔導装束+2 (DEF+6 MDEF+3)┃装備2. :古びた腕輪 (DEF+1)┃装備3. :バックラー+1 (FREE+8)┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛┏【スキル 】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃┃『閃き』 [リンカースキル]┃ SPを消費して、自身が使う技を閃くことが出来る。┃ 但しアインハルトが使う場合は頭に覇王がつく。┃ また、アインに協力してもらうことで、新たな技を修得できることも……?┃┃『覇王』LV3 [固有スキル]┃ 魔族が敵パーティーに居る際は戦闘ステータスが上昇する他、┃ 守護者の効果により、守りたい対象が同じ場に居る場合は戦闘ステータスが上昇する。┃┃『覇王断空拳』LV3 [奥義スキル] (3/7)┃ 指定した対象にバインドをかけ、追撃でATKの120%の威力で放つ技。防御無視。┃ SP1とMP10を消費。┃┃『覇王旋衝波』LV2 [奥義スキル] (1/5)┃ 敵から味方に対して放たれた放出系の魔法攻撃の制御を奪い取り、┃ 自分の力の何割かをプラスして相手に魔法攻撃として返すカウンタースキル。┃┃『覇王翔吼拳』LV1 [奥義スキル] (1/5)┃ 極限まで溜め込んだ魔力を敵全体に向かって放つ。┃ 必中の範囲攻撃であり、残りのMPとSPを全て消費する。┃ 威力はATKとMATK値から計算。┃┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┃『小手修練(ナックルマスタリー)』LV6(3/5)[武器スキル]┃ 小手を装備している場合のみ、最終攻撃値の60%を上乗せし、STRに補正値。┃┃『身かわし脚』LV3 [技能スキル]┃ 最終的な回避力に30%を上乗せする。┃┃『カウンター』LV3 [技能スキル]┃ カウンター状態でダメージを受けた場合、┃ 相手の近接攻撃のATK値に自分のATK値の一部を加えて物理ダメージとして、┃ 相手へと叩き返す。┃┃『手当て』LV5 [技能スキル]┃ MP2を消費してHPを10回復する。┃┃『空の魔法』LV5 [技能スキル]┃ 空の魔法を覚えることが出来る。┃[空波弾 グラビティ 空間障壁 異次元の手 デジョン]┃┃『無の魔法』LV1 [技能スキル]┃ 無の魔法を覚えることが出来る。┃[バインド]┃┃『風の魔法』LV3 [技能スキル]┃ 風の魔法を覚えることが出来る。┃[エアカッター 砂あらし 風障壁]┃┃『魔力生成』LV3 [技能スキル]┃ 魔力量を増やすスキル。素の最大MP量の30%を加算する。┃ また、同じ地点で停止することでMPを回復する。┃┃『魔導修練(マジックマスタリー)』LV3 [技能スキル]┃ 魔法の威力を高めるスキル。┃┃『鷹の眼』LV6 [技能スキル]┃ 最終命中値に60%を上乗せし、DEXに補正値。┃┃『観察眼』LV3 [技能スキル]┃ 最終クリティカル値に30%を上乗せする。┃┃『直視』LV3 [技能スキル]┃ 相手のレベルを自分との差が6以内なら認識出来る。┃┃『威圧』LV2 [技能スキル]┃ 相手の行動を阻害する。戦闘以外でも使える。┃┃『採取』LV1 [技能スキル] (1/3)┃『採掘』LV2 [技能スキル](0/3)┃『釣り』LV2 [技能スキル](2/3)┃ 採取、採掘、釣りの際、欲しいものの番号を入れることで、┃ 安価の判定にスキル+LV×3の修正値を加える。┃┃『料理(クッキング)』LV3 [技能スキル] (1/4)┃ 料理を作った際の効果が向上する。これは多少は出来るというレベル。┃┃『鍵開け』LV1 [技能スキル]┃ 鍵を開ける際に難度が下がる。┃┃『剥ぎ取り』┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ エヘカトル教の子 エヘカトル教会に住んでる 結構真面目な子 彼女は実は、私の姪であるヴィヴィオの友人でして、何度かそちらでも見かけたことがあります。 戦闘は魔法戦士。補助系の魔法で相手を鈍らせて、強力な一撃で……というタイプですね。 アインハルトさんのレベルは8で、属性は空間よ。 彼女は、杏子さんと比べるとATKに偏った感じだけど、魔法も使える万能タイプの戦士ね。 先日の戦闘を見た感じだと、全体魔法、 もしくは自分に向かって放たれた魔法に対するカウンタースキルを持っているみたいだわ。 後、PTに護りたい人が居ると、いつもより力が出せる。 そんな素敵なスキルを手に入れたみたいよ! ……ふふ、素敵ね。 創造者について知っていたのはヴィヴィオさんのお父さん? に教えてもらったかららしい。 覇王流の使い手達の想いを受け継いで、研鑽は怠らない子のようだ。 好感度が100を超え閃きスキルを習得した。 4スレ目にて試合の末にやる夫の共有者となった。 アインが共有者となったためやる夫は戦車のタロットカードを手に入れた!
https://w.atwiki.jp/vtsr/pages/1265.html
【初音ミク オリジナル】 アド・アストラ (ストラトスフィア 宇宙編) http //www.nicovideo.jp/watch/sm1805485 http //www.nicovideo.jp/watch/sm1805485 Vocaloid2のオリジナル曲 使用Vocaloidは初音ミク 製作者はうたたP 一つ前のページにもどる
https://w.atwiki.jp/vcard/pages/807.html
ステータス 入手方法 コメント ステータス [部分編集] [おうちセーター17]加賀美茉莉 ★0個 ★最大 レアリティ SR MAX攻 MAX守 成長LvMAX時の応援力効果 SWEETタイプの攻援UP 9.5%UP タイプ SWEET ★0個 10140 8505 本命ガールの攻守UP 11%UP 卒業祝い 60000ガル ★最大 12844 10773 誕生日のガールの攻守UP 19%UP 獲得ガルUP 38%UP センバツボーナス スポーティーザッパー スキル効果 SWEETタイプのぷちガール攻守UP 15.0%UP [部分編集] 入手方法 セレクトぷちガールちゃん~決戦!サバイバルバトル~キャッスルキューピッド(2018/9/22~2018/9/27) コメント
https://w.atwiki.jp/anipicbook/pages/676.html
+※商品数が10個以上あるので隠しています、情報を見る際は+をクリックして表示させて下さい。 ブシロードスリーブコレクションHG (ハイグレード) Vol.511 『シャルロット・デュノア』 Part.2 ブシロードスリーブコレクションHG (ハイグレード) Vol.511 IS インフィニット・ストラトス 『シャルロット・デュノア』 Part.2 発売日 :2013年4月27日 発売 商品情報 ・本体サイズ:67×92mm ・スリーブ60枚 ブシロードスリーブコレクションHG (ハイグレード) Vol.510 『凰 鈴音』 Part.2 ブシロードスリーブコレクションHG (ハイグレード) Vol.510 IS インフィニット・ストラトス 『凰 鈴音』 Part.2 発売日 :2013年4月27日 発売 商品情報 ・本体サイズ:67×92mm ・スリーブ60枚 ブシロードスリーブコレクションHG (ハイグレード) Vol.509 『セシリア・オルコット』 Part.2 ブシロードスリーブコレクションHG (ハイグレード) Vol.509 IS インフィニット・ストラトス 『セシリア・オルコット』 Part.2 発売日 :2013年4月27日 発売 商品情報 ・本体サイズ:67×92mm ・スリーブ60枚 ブシロードスリーブコレクションHG (ハイグレード) Vol.512 『ラウラ・ボーデヴィッヒ』 Part.2 ブシロードスリーブコレクションHG (ハイグレード) Vol.512 IS インフィニット・ストラトス 『ラウラ・ボーデヴィッヒ』 Part.2 発売日 :2013年4月27日 発売 商品情報 ・本体サイズ:67×92mm ・スリーブ60枚 ブシロードスリーブコレクションHG (ハイグレード) Vol.508 『篠ノ之 箒』 Part.2 ブシロードスリーブコレクションHG (ハイグレード) Vol.508 IS インフィニット・ストラトス 『篠ノ之 箒』 Part.2 発売日 :2013年4月27日 発売 商品情報 ・本体サイズ:67×92mm ・スリーブ60枚 IS <インフィニット・ストラトス> 『シャルロット・デュノア』 ブシロードスリーブコレクションHG (ハイグレード) Vol.81 IS <インフィニット・ストラトス> 『シャルロット・デュノア』 発売日 :2011年4月23日 発売 商品情報 ・本体サイズ:67×92mm ・スリーブ60枚 IS <インフィニット・ストラトス> 『篠ノ之 箒』 ブシロードスリーブコレクションHG (ハイグレード) Vol.78 IS <インフィニット・ストラトス> 『篠ノ之 箒』 発売日 :2011年4月23日 発売 商品情報 ・本体サイズ:67×92mm ・スリーブ60枚 IS <インフィニット・ストラトス> 『凰 鈴音』 ブシロードスリーブコレクションHG (ハイグレード) Vol.80 IS <インフィニット・ストラトス> 『凰 鈴音』 発売日 :2011年4月23日 発売 商品情報 ・本体サイズ:67×92mm ・スリーブ60枚 IS <インフィニット・ストラトス> 『ラウラ・ボーデヴィッヒ』 ブシロードスリーブコレクションHG (ハイグレード) Vol.82 IS <インフィニット・ストラトス> 『ラウラ・ボーデヴィッヒ』 発売日 :2011年4月23日 発売 商品情報 ・本体サイズ:67×92mm ・スリーブ60枚 IS <インフィニット・ストラトス> 『セシリア・オルコット』 ブシロードスリーブコレクションHG (ハイグレード) Vol.79 IS <インフィニット・ストラトス> 『セシリア・オルコット』 発売日 :2011年4月23日 発売 商品情報 ・本体サイズ:67×92mm ・スリーブ60枚
https://w.atwiki.jp/ohayousex/pages/186.html
前編 「どうもメタキゾです。 地方にもよりますが、所謂属性には火・水・風・土・光・闇とあると思います。遊戯王とか。 突然ファンタジー系の話で申し訳ないと思いますが、ちょっとだけ科学的に考えさせてください。 これらの属性はどういう風に攻撃するのかということを。 まず。火について。これは言うまでも無く炎、もしくは熱で攻撃する時の属性でしょう。 熱というもの自身は物を動かすエネルギーですから。 マグマ、溶岩はもちろんのことですがRPG等の世界では隕石を落としたりすることも火属性に含めることがあります。どうしてでしょうね。 火自身は実態がありませんが間違いなく対象に影響を与える、もしくは攻撃することができるでしょう。 次に水。これは水圧によって相手を攻撃したりする時水属性と呼ぶのでしょう。 氷や冷気を使ったものも大抵水属性に含まれます。 冷気自身にも実態がありませんが、対象に影響を与えることはできるはずです。 風属性について。これも書いて字のごとく、風を使った攻撃が多いです。 風圧を加えることによって物を動かすこともできます。また雷や電気などのエネルギーを使うことも風属性によく含まれます。 どうしてでしょうね。風属性というのは天候と深く関係が結ばれているのかもしれません。 風属性も問題なく攻撃できます。 次に地属性。これはアレですね。岩をぶつけたり地震を起こしたりといった物理的な攻撃が多いです。 鉱物を使ったものもほぼこれに当たります。 それ以外あまり思いあたるものがありませんが、対象を攻撃するには問題ない属性でしょう。 ここから妖しくなってきますが、光属性なんてどうでしょうか。 光属性で攻撃するとなるとちょっと宗教的要素が出てくると思いますが、「光」というもの自身にもエネルギーはあります。 例として太陽光電池。電卓。かの有名な『アルキメデス』は、太陽光線によって敵の船を燃やしたそうです。 この属性自身も攻撃することは可能でしょう。 ただ、光属性はよく体力回復とか治癒させるようなものに関わってきますがこれは何故でしょうか。恐らく宗教でしょう。 そして闇属性。ゲーム好きな少年達にも人気が合ってちょっとカッコイイように思えますが、闇属性自身って何で攻撃するのでしょう? ぱっと思い浮かばないでしょう?闇というものは光が無いということ。だから闇自身にエネルギーはないんですよ。 敵を闇で攻撃するとか、闇に飲み込むとかはまず不可能なんです。これも基本悪魔を敵としている宗教みたいな要素が入ってますよね。 所詮そんなものは人間の精神位しか動揺させること位しかできないんです。 じゃあ僕やライムの使う「シャドーボール」は何で出来ているのでしょう。僕自身もよくわかりません。 なので正体は探らないでくださいね。 ここまでどうでもいい話 ここから本編 転入生(?)ライムが加わってまた更ににぎやか(?)になる夢幻学園。 ますますフラグがかかるメタキゾ。 メタキゾの席は教壇の正面、真ん中の列にある。 彼女の席はメタキゾの席の横である。 明らかに席替えに陰謀がある。 つまりライムとメタキゾの仲がクラス中で疑われてもおかしくない。 ひょっとしたら知られちゃっているのかもしれない。居候のライムとの関係、 クラスの数合わせ、一般人のメタキゾが一般人ではなくなっているということに。 だがほぼ全ての人間からメタキゾは『どうでもいい』と思われていた。 『どこにでもいるただの高校生』メタキゾが完全にこれを演じている限り、一般人の人生は決して狂わない。 ライムも目立たないように彼から家でしつこく念を押されていた。 彼女が来てもやはりメタキゾの普通な暮らしは失われない。 ある授業中。現代国語の授業。 チャイムが鳴り、規律以下略を済ませてまた授業が始まる。 「っしゃあ始めるぞ現代国語。」 先生はそう仰った。生徒はただポカーンとしていただけだった。 「さて・・・。この前抜き打ちテストをさせてもらったわけだが、 とりあえず・・・現代国語って言っておきながら古典の問題を出したことは素直に謝ろう。」 先生は頭を抱えてお話なさっている。しかし突然先生は黒板を力を込めてお叩きになった。 「お前らのテストはメチャメチャひでぇ。定期テストは頑張るくせにこういう時になると点数落とすんだな。 人の皮被った悪魔どもめ・・・!」 先生はとてもお怒りになっているご様子だ。生徒達はほぼ全員半目になってみている。 レイの台詞を言う位まで自分達は悪いことをしたのだろうか・・・と考える者もいた。 気を取り直して授業はまた始まる。 地獄のテスト返しが待ち構えているとしても生徒達は受け取らざるを得ない。 「つーわけで見せしめだ!おめぇらのこれは酷いっていう珍回答を言ってやるから 今から覚悟しておけよ。てめーら。」 先生がそう言うと、生徒達に少しだけざわめきが起こる。 『うわー俺最後のアレやらかしちゃったよー!』 『ウチなんか漢字とかテキトーに埋めたし』 そんなことを言う生徒が現れる中、先生は黒板にチョークを砕く勢いで殴り書き、強引に読み上げて言った。 「『杜甫の○○○○より。 国破れて○○○○ 城春にして○○○○ 当てはまる言葉を入れよ。』 ってあるが・・・。」 「答えは 『杜甫の奥の細道 国破れて山河あり。 城春にして草青みたり。』 だ。 なのに、おめぇ・・・」 先生はそう言って窓際、端っこに居た男子生徒を指差す。 「『杜甫の水兵リーベより。 国破れて僕の船あり。 城春にしてクラーク青見たり。』 キリッ ・・・なめているのか!?この俺をッ!! 国語の抜き打ちテスト中になんで理科の周期表の覚え方混ぜてんだァーーッ!?」 「あ、いや先生・・・その」 頭を押さえて引き留めようとする生徒。だが先生は非情にも続ける。 「分かっている。次の時間は元素記号の小テストってことは。 お前が俺にとんでもない悪意を抱えているということもな。」 先生は呆れて言った。何故か晴れやかな顔をして言った。 しかし目の前にいる生徒は頭を抱えたまままだった。 「あ・・・先生、ごめんなさい寝不足で頭が痛い・・・・・くぁwせdrftgyふじこlp・・・・・」 その生徒の手から握っていたシャーフペンシルが地面に落ち始める。 それにつられて生徒も椅子から地面へと墜ちていった。 現在彼は天井に背を向けてぐったりと倒れている 「うぁぁあああああああああ!!!!!」 真っ先に声を上げたのは現代国語の教師本人だった。 まぶたが剥けるくらいまで、口が裂けるくらいまで広げて絶叫していた。 「つ、次は俺達が殺される・・・!!」 「先生落ち着いてください。それでも教師ですか?」 自らクラスの生徒達をパニックに陥れさせようとしているビビリ教師に 倒れた生徒の横の席のメタキゾが仕方が無いので呆れて声を出す。 その彼の隣の席のライムが「ごもっとも」と小声で呟いた。 この頭が少々おかしい教師は必ず誰かが面倒をみてやらなきゃならないのである。 やむを得ずメタキゾが教師の抑え役となった。 メタキゾが倒れた生徒の手首にタッチしてチェックする。 「・・・大丈夫。眠っているだけです。」 ほんのちらとだけ倒れた生徒に眼をやったかと思うと、怯える先生を安心させるかのような声でメタキゾは言った。 本当のこととして本人としてはノリで言っただけであった。 「そ、そうか・・・。愉快で素敵な国語の時間に寝るとはけしからんクズだが・・・。 お前一応保健室に連れてってやってくれないか?」 「いやそういうのは保険委員とか」 メタキゾが首を振って拒否しようとするが教師は許さない。 「てめぇ患者を見殺しにするつもりか?人の尊い命を見捨てるのかああン?」 「あ、はい分かりました。ではいってきます。 (さっきクズって暴言吐いただろアンタ)」 慌ててメタキゾが倒れた生徒を担ぎあげてメタキゾは急いで保健室へと向かった。 しかし、ライムはある事が気がかりだった。近くに落ちたはずなのに、 あの男子生徒のシャーフペンシルがどこにも見当たらないということが。 「つーか、俺の名は明かされないの?」 現国教師は呟いた。 保健室の前。ここでいうのもなんだが、男子生徒の名前は城碑露貴。しろひ つゆたかである。 メタキゾは困っていた。なぜなら保健室が開いていないのだから。 慌てて教室を出て行って保健室にまで送り届けようとしたのはいい。 だが、頼みの保健室が使えないのならとても困ったものである。 とりあえずメタキゾは担いでいた生徒を廊下の地面に置いてみる。 触った手には何故か血が付いていた。 「ん?俺はさっき 眠っているだけ、とかほざいちゃったけど こいつケガしたのか・・・?」 血に気がついたメタキゾが不審に思って生徒を観察してみる。 頬骨が薄らと見える程度に痩せていて眼の下にはごっそりと隈が出来ていた。 気弱そうだが純粋そうな少年の顔つき。 整えられていないボサボサな髪の毛。 ボロボロで傷だらけのだらしない制服。 そして 脇腹に深々とシャーフペンが突き刺さっていた。 「おおおおおお?おおおお?落ちつけメタキゾ。なんて怪我してやがるんだおい! ええと・・・このケガ人に対してこの先俺が取るべき正しい判断はと・・・。」 メタキゾがふと振り返ってみてみると、教室にいるはずのライムがなぜかそこに突っ立ってぽかんと見ていた。 ライムには一瞬、メタキゾが男子生徒にペンを突き立てているように見えてしまった。 「メタキゾ・・・。どうして・・・?」 「僕は圧倒的無実だッ!」 メタキゾがシャウトしている間に男子生徒からどんどん血が流れていく。 「とりあえず応急処置しなさいよほら!」 なんとかメタキゾは制服の中から包帯を取り出して その少年の止血をやり終えた。用意周到である。転ばぬ先の杖である。 ほっと溜息をつく2人。 「そういやライム。お前なんでこんなところに来てるんだ?」 「あ、うん。もう保健室の前に来て分かっていると思うけど、『今日は保健室は開いていない。』と先生から伝えるように言われてね。 あはは・・・。」 「クソッ、あの現国教師はこいつを連れて行けって言っておいて・・・。」 メタキゾが愚痴をちょうどこぼし始めたとき、それは鳴った。一つの終わりを意味するそれが。 キーン コーン カーン コーン キーン コーン カーン コーン 「早くね?」 メタキゾが残酷なるチャイムを聞いて頭を抑える。 その時。そのチャイムに合わせて男子生徒の眼が急に開く。 「・・・チャイム・・・・・! うわっ!!やべぇ、これじゃあ赤点取っちまうよ!!! 最悪だぁぁぁぁぁぁぁーーー!!!」 少年は立ち上がり、叫ぶ。嘆く。チャイムに対しての絶望の声を。しかしもう遅かった。 彼は廊下で地面に頭を打ち付けていた。 4度、5度程額を地面に打ち付けたかと思うと 彼はまた何かに呼びかけられたかのようにキョロキョロと辺りを見回し始める。 「ん・・・?ここって保健室の前か。 そうだった。俺は確か寝落ちしちゃってたんだった・・・。 でもなんでこんなところに。なにがあったんだメタキゾさん、それにライムさん。」 「・・・なにがあったって俺が聞きたいし。君授業中倒れたんだし。授業中に。派手に。 それで大げさだが一応保健室に連れて行ったんだし。」 メタキゾは簡単に状況説明をする。 「そうなんですか・・・。ああ、いや・・・ 2人とも、オレのせいでわざわざ迷惑かけちゃってすいませんでした!」 状況をうまく飲み込んだ少年こと露貴は2人に深く頭を下げた。 「(意外と人間的に良く出来ている奴だな。)まぁそれはいいとして、お前シャーフペン脇腹に刺さって怪我してたんだけどさ、 痛くないのか?」 「へ?・・・。ホントだ。血が出てたんだ・・・。 大丈夫です。お気づかいありがとうございます。」 自分のケガを見てもリアクションが薄い。というか礼儀正しすぎてやりづらい。 正直にメタキゾは思ったわけだが・・・雰囲気的に良い人間であった。 ライムも初対面だが何事もなかったのに胸をなで下ろしていた。 保健室前の一行が とりあえず何事もなかったように立ち上がって教室に戻ろうとした時、また少年が悲鳴をあげる。 「うわぁぁぁ!!!しまった!マズい、このこと先生にどう伝えればいいんだァァァァ!!!」 「なんとかなるよそれぐらい。(・・・勉強熱心だな。)」 またメタキゾが呆れて抑える。 彼はとても真面目であったが、少し奇妙な人間だった。事情か何かを漂わせているような少年だった。 時は過ぎて帰宅時間。 教室に戻った時に言うまでもなく理不尽に国語教師から怒られたことは言うまでもない。 だが別に怒られただけでそれ以外は問題が特にないだろう。 いつものようにライムと帰っていた。 学園の校舎を抜けると大都会の景色が現れる。自分のいる校舎自身が一つの都市みたいに規模や設備が大きくて広いのに 校舎を抜けても都会が果てしなく広がっているのである。世界はおっきい。 その中で2人は大きい商店街の街道を通って家まで戻るのである。いつものように。 そんな中ライムが保健室に連れていこうとした男子生徒の話題を持ちかけてきた。 「ねぇメタくん。露貴って男の子って結構忙しいらしいのよ。 あの子眼にごっそり隈が入ってたの気付いていた?」 ロリ娘がその男子のことを子供扱いして語っていた。 「ああ。うん。」 「あの子って夜遅くまでバイトしていたんだってさ。お仕事が終わったらすぐにまた学校に行かなきゃいけないんだって。 ほんとうにいつも忙しくて大変らしいのよね。」 「ああ。うん。」 「むぅ~」 生返事しかしないメタキゾ。それをみたライムが頬を膨らませている。 「あ。あれ、噂のあいつじゃね?やっぱりアルバイトしてる。」 メタキゾが指差したところに例の男子生徒がいた。 学生服から店員の格好に着替えている彼はコンビニに居た。 「え?行ってみようよ!」 「やれやれ。仕事の迷惑になるぞ。」 ある時は モップを手にとって床を擦る。左右に一通りモップを揺らし、また前進。 またモップを左右にブレさせまた前進。単調な作業を繰り返す。 後ろを振り向くと自分が磨いてきた床がキラキラ輝いている。そんなように見える。美しい。 またある時は台車に大量の飲料ペットボトルや缶ジュース等を乗せて運ぶ。 当然これは自分が飲むためのものではない。 それら全て商品棚にキチンと一本ずつ入れていくのである。 これもまた単調な作業だった。 「いらっしゃいませ!!!」 声を張り上げる彼、城碑露貴はコンビニで絶賛バイト中だった。 成績はそれほどいいものとはいえない。 むしろ赤点にいくかいかないかの非情に悪い方に入る。 日頃バイトをしているので勉強をする時間なぞほとんどないのである。 逆に言えばほとんど勉強していないのに点数を抑えられるというのだから 結構凄い方なのかもしれない。 学費で精一杯で寮に入る金もちゃんとした寝る所もない。 いわばホームレス。 彼が汗水流して手に入れたお金はほとんど学費にまで回る。 学費以外に自分の食費、日常品まで回す。どっかの先生に納める為のお金に回すのである。 決して自分の為に使うのではなかった。 その日、同じ学校の男子生徒達が彼の働くコンビニに立ち寄っていた。 学生服は完全に改造されてあり、髪も盛り上がっている。 当然騒々しいような雰囲気を出していた。いわば不良生徒である。 そして城碑より年上であった。 レジにいる城碑は当然彼らをさり気なく、かつ注意深く見ていた。 その不良生徒達はレジの方向をチラと見た。気の弱そうな店員が一人いるだけである。 彼らは笑いながらレジの前を堂々と歩いて出ていく。だが決して手ぶらで出て行ったわけではなかった。 手には店の商品があった。安いものばかりだが、酒瓶や煙草、その他多くの物が万引きされていた。 その様子を見ていた城碑は警察を呼ぶ・・・のではなく、自ら彼らを追っていった。 単純に後ろから声をかけた。 「先輩ダメっすよ・・・。店の商品とったら。それに未成年なのに酒とか煙草とか・・・・。」 後ろから声を掛けられた年上の不良達は振り返って城碑にメンチを切る。 「お前。さっき見ていたが警察は呼んでいない様子だったな。警察呼んでいたら今頃ブッ殺していたところだが・・・。」 不良生徒達は既にパイプ等を武装していた。そして低い声音で彼に言う。 「なぁ、見逃してくれねぇかなぁ・・・・今日くらいさ。」 「それにお前のような餓鬼がバイトしやがって。俺達に煙草がどうこう言う資格ないぜ。ハハッ」 後者の台詞を言った不良は既に煙草を吸っていた。白い煙を口から吐きながら笑っていた。 その様子を見て城碑は手を彼らに突き出す。 「ン?なんだこの手は・・・?」 「代金、たばこの代金支払ってくださいよ。使用したんですから。」 城碑の普段の弱気な表情が消えて、堂々とした顔つきになっていた。 だが、かなわない。依然として手を差しだしたままの城碑の腕を不良の一人がパイプで殴りつけた。 「面白いこと言う餓鬼だな。いや新入りのバイトさんだな。お前、名前なんて言うんだ?教えてくれたっていいだろ?」 「イタタタタ・・・。シ、城碑露貴って言います。」 手を抑えている城碑は自分の名札を彼らに見せた。 「面白ぇ名前だな!!いやかっけぇ良い名前だよ。ホント良い名前。 じゃあ俺、今度お前のこと見たら下の名前でロキって呼んでやるぜ!!!」 何故か面白がっている不良がロキと呼びつけ始めた。 彼は決して不良と馴れ合いする為追ってきたのではない。 目の前の犯罪を正すために追ってきたのであった。しかし皮肉にも話し合いは埒があかなかった。 もはや説得でもなんでもなかった。 「それより先輩。さっさと代金返してくださいよ。」 段々とタメ口でしつこく言う城碑・・・ロキについに不良がキレた。 頬に思い切りに殴りつけたのである。 「テメェしつけぇんだよ!!今日位別に良いだろっつってんだよッ!! ブッ殺してやるッ!!」 殴られて倒れるロキに容赦なく蹴りつけるならず者達。一方的であった。 「お前、バイトしてるんだろ?俺達にも分け前くれよ。なぁ? 警備員に既に上納したわけじゃああるまい。」 パイプを突きつけて不良が問う。 だがロキが返したその返事はとても生意気な解答だった。 「やりたいことはもうやり終わりましたか?ぼうや達・・・。」 。しばらくロキも不良も硬直している状態が続いた。 ゆっくりと倒れている状態から立ち上がるロキ。 だが不良の我慢は限界に来ていた。 「てめぇはもうおしまいだァーーーーーッ!!!」 シャベルを持っている不良が彼に殴りかかる。シャベルはヒットした。彼の肩に。 だがロキは怯まなかった。殴りかかってきた不良の脛を蹴り、素手で殴り飛ばした。 同士討ち・・・だったがロキは依然としてポーズを変えずに立ったまま。 だが不良は声を上げて吹き飛ばされていた。返り打ちだった。 「ブッ殺してやるッ!!」「なめやがって!!」「HPある野郎だぜッ!!!」「ブッ殺すなんて弱虫の使う言葉は俺達には必要ねぇ!」 怒号とともに次々と襲いかかってくる不良。今度は3人。その一斉攻撃は決して避けることはできなかった。 だが・・・最後に立っていたのはロキの方だった。 襲いかかった者が全員声を上げて倒れていたのである。 だが、まだ不良は全滅していなかった。怒りを沸々と湧きあがらせてその様子を見ていた。 「野郎ェ・・・・!!」 するとそこへ、握り拳を固めているならず者達にまた声をかける者が出てきた。 「やばいっすよ先輩。先生来たぜ!!ズラからないとやばいっすよ!!」 多分通りすがりの生徒が言った。 「マジか。やばい。今いいとこだったのに・・・。ズラかろうぜ!!」 『先生が来た』その一言だけでならず者達は全員逃げて行った。 残っているのは通りすがりの生徒と傷だらけのロキこと城碑と彼に敗北して気絶した不良たちだった。 「ま、本当は先生なんて来ていないけどな。」 不良に声をかけた生徒はメタキゾだった。 「やっつければよかったのに・・・。」 メタキゾの後ろでライムが呟く。 「ドラマじゃあねーんだ。あいつは異常だけど。」 メタキゾは次に傷だらけの店員、ロキの方を見る。 「お前。財布をなんで2つも持っているんだ? いや、分かっているけどさ。」 メタキゾが言った通り城碑はサイフを2つ手にしていた。 これが指す事実は一つしかない。 どさくさに紛れたのかともかく 不良から盗った。 ということ。 城碑はそれについては何も言わなかった。自分についた傷や、汚れてしまった店員の制服。 彼は振り返って倒れている不良の頭を蹴った。 「あーあ。これじゃあバイトクビになっちまうじゃあねーかよ・・・。 オレはただ正当防衛しただけなのに。」 「過剰防衛の間違いだ。」 メタキゾがさり気なく言った。 「さて・・・お前からは取り分を貰ってなかったな。」 城碑はそう言って敗者の服から財布を取り上げるとまた顔面を蹴った。 「・・・よ、よせよ。」 今度はメタキゾがロキに言う。 ロキは不良がやってみたようにメタキゾを睨んだ。 緊迫した雰囲気が続く。 ロキは汗をかかない。だがメタキゾは汗をかいていた。 敵・・・!こいつもさっき不良がやっていたように襲いかかってくるのだろうか? メタキゾが自然に身構えていく。だが、先に声をかけたのはライムだった。 「不良から助けてくれた人を襲うつもり? そんなことしたら私が許さない。かかってきなさいよ。」 小柄な少女がメタキゾの前に出てきた。 「おい。俺がヘタレみたいじゃあねーか・・・。 つーか情けないな俺・・・・。」 「そういう問題じゃなくてあの人恐らく異能者でしょ? 一般人が立ち向かえる相手じゃあないわ。」 対峙するメタキゾ達とロキ。 そんなムードが立ち込める中、ロキが両手を上げて言った。 気がつくと彼の顔が鬼の形相から普段の気弱そうな顔に戻っていた。 「いや、すいませんねほんとに。 でもあんた達このことを誰かにチクったり、オレを今倒したりするんですか?」 「お前が財布を戻したら無かったことにしようや。 確かに不良の方も悪いと思うけど、お前もそれはそれで財布を盗むのはダメだろ。」 「確かに・・・。だがこれでオレはバイトを一つ失った。 つまりオレの死が一つ近づいたってこと。俺の家貧乏だからこういうの正直キツいんすよねぇ。 一般家庭のように食っていけるかギリギリだし。」 彼は皮肉そうに言う。 「分かりました。この財布は元の所に戻しましょう。ただし・・・・。」 メタキゾはゴクリと息を飲み、ライムは更に用心深くなって次の言葉を待ち構えていた。 「いいバイト先、ありませんか?」 それなりに不安だったが、特に好戦的な言葉は返ってこなかった。 「やれやれ」 そこまで金欠なのだろうか、とメタキゾはほっと息を漏らす。 「てっきり金貸せとか言ってくると思ったが、 まぁそれ位のことだったら俺がいい仕事先でも探しておこうか。 だが・・・。一つ聞いていいか?」 メタキゾは眉間にほんの少しシワを寄せて、興味深そうに聞いた。 「失礼かもしれないが、お前どうしてそこまで学校に通おうとするんだ? そんな働いてまで。」 メタキゾはこの質問をしたことだけは後悔していた。 彼がもどかしそうな顔をしているのだから。 「・・・。例え貧乏な子供だって学校には行きたいでしょう。」 まるでメタキゾを軽蔑するような目。恨むような目をしていた気がする。 「では、また学校で会いましょう。じゃあ」 ロキ、城碑露貴は店の方まで戻って行った。 メタキゾとライムはただそれを見ているだけ。30秒位硬直していた。 「あの人、意外とワケアリなの?なんか悪いことしちゃったのかなぁ・・・。」 ライムまで落ち込んだ顔をしている。 そしてメタキゾはというと、突然何かを思い出した、思いついたように落ちん込んでいる彼女に言った。 「やべぇ。こいつはマジハードだぜ・・・。 ライム。お前先に帰っててくれないか?俺ちょっと学校に忘れ物したの思いだしたから。」 メタキゾが何かあたふたした様子で頼んでくる。 彼女は少々ため息をついた後に小さい声で彼に耳打ちした。 「最近そういう異能者が増えているんだから気をつけてよね。特に夕方とか夜は。」 すぐに家の方向まで帰っていった。 それをみてメタキゾはガッツポーズ。 一方やられた不良が目を開けていた 「・・・あー俺あの新人バイトにやられたんだっけ? とりあえずさっさと帰りたい。」 気絶していた先程の不良、敗北者の1人が起き上がる。 仲間も全員どこかに姿を消し、 他の気絶していた者達も全て起きて逃げ帰ってしまって誰もいない。 とにかく自分しかいないのである。 彼もまた帰ろうとした時、目の前に顔面を布かなにかで隠している男が立ちはだかっていた。 表情こそ見えないものの、まるで先程新人コンビニ店員にボロボロに負けたのを嘲笑っているかのようであった。 「野郎ェ!!」 怒りを纏って目の前の男に何も考えずただ突っ込んでいく。 だがやけっぱちになって突っ込ませた腕はただ空を切るだけ。 挙句の果てには伸ばした腕を楽々と撥ね退けられる様、 そのまま背後に周り込まれて羽交い絞めされていた。 「さぁ今からでも遅くは無い。盗んだものを店に返そうか?」 背後の男が妙にドスの効いた声で脅す。 一方コンビニ、事務室の中。 「おい城碑、一体なんなんだねその様は!! お前私の店の格好して問題事でも起こしたのかね?」 店に戻って着替えようとしていた城碑に店長が問いかける。 「え・・・いや万引きした人達引きとめに行ってたんすよ。 そしたら何故かこうなっちゃって・・・。」 「黙れ。」 説得を試みるも、怒りの店長の顔つきは変わらない。 「お前が居たら私の店の印象が悪くなる。第一現行犯も抑えていない時点でダメだな。 結構優秀なやつだったが・・・失脚だ。」 「そ、そんな・・・。」 冷たい声で判決が出された。 ロキの予想通りやはりクビにされる・・・。 その時誰か客が入ってきてた。 やむを得ず店長がレジに出る。 「ほらほらカツ丼奢ってやるから盗んだ物をすぐに出すんだぞお前。 俺の目は誤魔化せても防犯カメラは誤魔化せないぜ。」 顔面を布か何かで隠した男がロキの言っていた万引き犯を拘束して持ってきた。 「おいてめぇ俺を誰だと思っているんだてめぇ!!クソッ放せッ!!!」 「分かっているぜ。お前が中小不良グループのボスで、この店の万引きの常連客てことはよォ。 なおかつ本日の万引き事件の黒幕ってことも。」 「お、おいばかやめろ」 防犯カメラにはちゃんと笑いながら商品を持って出ていくその犯人の姿が映っていた。 万引き犯は無事に店、警察に引き渡されて城碑のクビも免除になった。 店をあとにして夜の街から帰っていく布を被った男。 「待ってください!!」 城碑が慌てた様子でその男に駆け寄ってきた。 「あ?」 「今日は本当にありがとうございました! ちゃんとお礼が出来ないので!出来れば布を取って顔を見せてください!!」 頭を下げるロキの前にいる男がやれやれと言った様子で顔面から布を脱ぐ。 案の定やはりお約束のメタキゾがそこにいた。 布を被っていたのは捕まえた犯人の仲間からの報復がないようにであろう。 「仕事がクビにならずに済んだんだからもう俺に用は無いだろ?じゃあな。」 「あ、メタキゾさん!」 「やべぇ学校に忘れ物したのを思い出したわ。」 彼はロキの声に気を掛ける様子も無く走って帰って行った。
https://w.atwiki.jp/jp-summons/pages/1197.html
ざらとすとら アニュンリール皇国皇帝。皇都中枢のオラナタ城に居を構えている。 実年齢は300歳を超えるが、時空遅延式魔法を人体に適用することで人間換算で18歳の若さを保っている。 容姿は青みがかった煌めく短髪、青い目、色素が抜けたような白い肌が特徴。アニュンリールの皇室は他種との混血を極力避けた為純血に近く、魔力が非常に高い光翼人である。故に彼も魔法を使用する時は“光の翼”を展開する。 声色は軽やかで、聞く者の全身に痺れのような感覚をもたらすらしい。 エスペラント王国への介入や本土の発展具合を指摘した日本を非常に警戒している。 名前の由来はゾロアスター教の開祖、ザラスシュトラのドイツ語読みであるツァラトゥストラであると思われる。 関連項目 人物|アニュンリール皇国|有翼人|光翼人|皇都マギカレギア ※既存の[[コメント]]に返信する場合、返信したいコメントの左側にチェックを入れて下さい。 過去のコメント この人は男性?それとも女性? - 名無しさん (2020-02-24 04 44 25) この人は男性?それとも女性?現時点で唯一の「光翼人」なのでかなり強大な人物でしょうこ - 名無しさん (2020-02-24 04 46 48) 申し訳ございません。 今後の動向に期待できますね。 - 名無しさん (2020-02-24 04 47 33) 第6巻196ページで「青年」と書かれているので男性ですね。 - 名無しさん (2020-03-01 11 39 09) 名前の由来はゾロアスターかな。 - 名無しさん (2020-02-24 09 35 25) ツァラトゥストラかも? - 名無しさん (2020-02-25 22 50 25) おんなじやん - 名無しさん (2022-10-03 14 59 33) 鬼殺隊の「お館様」みたいな声の人なのかな。 - 名無しさん (2020-02-24 11 16 07) 連載開始から約7年でようやく光翼人が登場したね。 - 名無しさん (2020-02-29 01 12 13) 年齢300歳オーバー程度だから魔帝時代からかなり時代を下った混血だし、一般の有翼人に比べると純血の光翼人に近いってだけで、この人も結局光翼人とは言えないんじゃないか。地の文でも光翼人と呼ばれてる場面は一切無いし - 名無しさん (2020-03-01 14 16 12) どうかな?外伝2巻の魔王の話では、混血第1世代の時点で翼が実体化するらしいから、この皇帝は限りなく純血に近いと思うが。 - 名無しさん (2020-03-01 14 40 45) 純血に近い≠純血だからね。純血の光翼人からすれば下等生物の血が混ざった雑種で断じて光翼人ではないという事になるのでは - 名無しさん (2020-03-02 14 33 45) 例えばの話、現実の白人史上主義者たちには「一滴ルール」っていうのがあってだな…一人でも有色人種の祖先がいたらその人は白人ではないっていう… - 名無しさん (2020-10-09 17 36 27) 稀少種ですね。公益法人を建てて仲人と子育て支援をすると言えば、寄付金をいくらでも送金してくれるんじゃないですか、そいつら。私は黄色人種なので、そいつらと話したくないから、やりませんけど。 - 「まさゑのバウケン」創始者 (2022-03-12 09 58 04) 枝を繋げて、そして人種関連の話題を個人の主観で語るのは荒れるので絶対にやめてください。あなたの書き込みのせいでここが荒れた結果閉鎖されても知りませんよ。 - 名無しさん (2022-07-02 14 59 48) 名前 ここを編集 〔最終更新日:2023年12月19日〕
https://w.atwiki.jp/library801/pages/348.html
更新日:2009-05-16 作者名: 森 茉莉 読 み: もり まり 作 品: 「枯葉の寝床」 レ ス: 名作文芸・ここがアヤシイ http //www2.bbspink.com/801/kako/979/979005213.html 11 名前: 風と木の名無しさん 素朴な疑問。 森茉莉は父親をネタに妄想してたのかな。 小説@801板 http //www2.bbspink.com/801/kako/1010/10107/1010715899.html 145 名前: 風と木の名無しさん 森 茉 莉も濃い作品多いよね。 146 名前: 風と木の名無しさん 145 なんか、2chのどっかで森茉莉の作品ではハァハァできたらすごい っての読んだなぁ……どこだっけ。 読んだ事ないんだけど相当濃い、って事か?? ちょっと読みたい…。 147 名前: 風と木の名無しさん 146 相当濃いってことはないと思うよ。 寝台場面も、SMも耽美であくまでもお上品な感じなので 今のエロ小説に慣れた人には物足りないのでは……。 森茉莉はそういうエロ絡みよりも美少年と美青年が うまそーに飯食っている場面に萌え萌え。 文学作品でハァハァ http //www2.bbspink.com/801/kako/1023/10237/1023720999.html 112 名前: 風と木の名無しさん 森茉莉って、ここで語ってもいい? 『枯葉の寝床』は日本801の記念碑的作品だと思うんだけど 115 名前: 風と木の名無しさん 112 つか有名すぎですな。 語っていいんじゃない?文学作品だし。 ただ森茉莉作品はほんと、妄想でハァハァするというより、 すでに作品自体がヤオイだもんね。 やはり読者は若い女子が多かったという。 当時のヤオイ少女たちはさぞときめいていたんでしょうね。 ▲PAGETOP 今日: - 昨日: - 合計: -
https://w.atwiki.jp/gunst-flag/pages/16.html
※旗のためのサイトなので旗で多く使用されているものだけを挙げています、それ以外は他サイトを参考にして下さい キャラクター ※括弧外の数値はゲームの中での表示、ゲームの中では括弧内の数値などは表示されていない (多分実証してくれた人がいたのだろう) 購入可能Lvは他サイトを参考にして下さい ワイバーン img20090303_2_p.png HP:7(598) ブースター: 5(0.95) スピード:3(0.925) 重い鈍い弱いの三拍子揃ったキャラ 弱いかは人それぞれだがワイバーンを使用し強い人は賞賛したいところ 基本的には避けるべき、使う時は余程の差かネタ 亜美 img20090303_1_p.png HP:5(562) ブースター: 6(1.1) スピード:6(1.05) 一番良く見受けられるキャラ とても使い易い、オススメ 能力はジャッカルの次で二番手 リリカ img20090303_3_p.png HP:5(562) ブースター: 5(1.1) スピード:5(1.025) 横回転が特長である 早い段階で購入が可能 (横回転が好きで常時このキャラを使っていたが亜美を使った所 スピードが全然違うので只今葛藤中) ジャッカル img20090303_2_p.png HP:6(574) ブースター: 6(1.1) スピード:6(1.05) 回転やステップと共に若干ブーストするのが特長 癖のあるキャラでサイト作者は苦手とする しかし全てに置いて同等かそれ以上(亜美よりHPが少し高い) 装備 ※くやしくは他サイト参考して下さい スナイパーライフルを使う人はレーザーを出る奴を購入する事をお勧め ブーストは透明な奴が基本的に使われている 何れも焦って買う必要はないと思う ジャケットはレベル到達し次第随時購入する事